外壁(サイディング)仕様の見分け方

ここでは、外壁(サイディング)の見分け方のポイントを解説します。

サイディングの工法は、「釘打ち」と「金具工法」の2種類に大別されます。

上の画像が釘打ちで、下の画像が金具工法です。

サイディングは非常に画期的な外壁材であり、一部の高級住宅を除いて一般的に広く使用されている商品ですが、パッと外観を見る時に、色や貼り分けデザインなどの方に目が向きがちですが、「機能性」「耐久性」「見た目」などの観点において、「釘打ち」か「金具工法」かを確認するのは重要です。

見分け方は簡単で、近くで見た時に、上の写真のような釘が見えれば「釘打ち」、見えなければ「金具工法」です。

材料費などのコストは「釘打ち」の方が安く抑えられるのですが、「釘打ち」のサイディングは以下のようなデメリットを有しています。

・釘を打った部分から水分が浸透し、凍ったり融けたりを繰り返すことで劣化に繋がる(特に寒冷地)

・釘を打った部分をタッチアップ塗料で塗る際に色が完全には合わせられないため、見た目が悪い

このような理由から、しっかりとチェックをしておいた方がいいと言えるでしょう。

また、コチラに関しては、価格の安さという点を除けば、明らかにどちらが良いかは明白な箇所になりますので、そのハウスメーカーの姿勢も垣間見える仕様だと思います。

床材 1本溝2本溝って何?

床材の仕様の見分け方のポイントを解説致します。

これは、好みの問題でもありますし、どちらが良い悪いの問題ではないのですが、業界に詳しい者の見分け方として「1本溝」と「2本溝」の違いというものがあります。

これは、単純に「床材の幅」と「価格」の違いです。

色味の違いは無視して読んで頂ければと思いますが、フローリングのワンセットの幅(約30cm)を何本の溝が走っているかというのがここでの論点です。

1本溝タイプ(上の画像)は、30cmの幅の中に1本の溝が入っているわけですから、溝と溝の間は約15cmとなります。

2本溝タイプ(下の画像)は、30cmの幅の中に2本の溝が入っているわけですから、溝と溝の間は約10cmとなります。

筆者は、この幅の違いを、そのハウスメーカーの仕様を見定める上での、1つの指標として、見分けを行っています。

こちらの価格の違いですが、溝と溝の空間の広い1本溝の床の方が金額が高くなります。

機能性などは材質などに依存しますが、「見た目」という観点で言えば、一本溝の方が高級感が出るのが特徴です。

かなりマニアックな見分け方ですが、建物を内覧する機会があれば、ちょっと気にかけてみて頂ければと思います。

 

天井の高さを確認しましょう

こちらのテーマは、写真ではイメージして頂くのが難しいと思いますが、実際の建物仕様を見分けるポイントとしては、非常に重要なポイントです。

戸建住宅の天井高の基本は2m40cmだと言われています。

最近は、大手ハウスメーカーのCMで、天井高をアピールするCMが放映されていますが、これは、筆者も本当に強く共感する建物の重要な要素の1つであると思っています。

断言できますが、天井高は、高いに越したことはありません。

限られた建築面積の中で、圧迫感なく生活をする上で、天井高は本当に大切なポイントです。

筆者は「天井高2m40cmで18帖のリビング」と「天井高2m70cmで16帖のリビング」どちらを選びますか?と聞かれたら、間違いなく後者を選択します。

それくらい天井高というのは、「居心地」「与える印象」「体感面積」という観点において重要な要素なのです。

集中して勉強をしたり、落ち着いて睡眠をとる場所であることの多い2階スペースは、逆に天井が高すぎると落ち着かない場合もありますが、1階の天井高は比較対象として頭に入れておくべきだと思います。