床材 1本溝2本溝って何?
仕様の見分け方 2018/12/8床材の仕様の見分け方のポイントを解説致します。
これは、好みの問題でもありますし、どちらが良い悪いの問題ではないのですが、業界に詳しい者の見分け方として「1本溝」と「2本溝」の違いというものがあります。
これは、単純に「床材の幅」と「価格」の違いです。
色味の違いは無視して読んで頂ければと思いますが、フローリングのワンセットの幅(約30cm)を何本の溝が走っているかというのがここでの論点です。
1本溝タイプ(上の画像)は、30cmの幅の中に1本の溝が入っているわけですから、溝と溝の間は約15cmとなります。
2本溝タイプ(下の画像)は、30cmの幅の中に2本の溝が入っているわけですから、溝と溝の間は約10cmとなります。
筆者は、この幅の違いを、そのハウスメーカーの仕様を見定める上での、1つの指標として、見分けを行っています。
こちらの価格の違いですが、溝と溝の空間の広い1本溝の床の方が金額が高くなります。
機能性などは材質などに依存しますが、「見た目」という観点で言えば、一本溝の方が高級感が出るのが特徴です。
かなりマニアックな見分け方ですが、建物を内覧する機会があれば、ちょっと気にかけてみて頂ければと思います。